東京の粗大ごみがシャンデリアアートに生まれ変わる
2022年2月25日、26日、27日に渋谷PARCOにて都市農業振興イベントが開催され、イベントスペースに弊社鹿浜粗大中継所の廃材から制作されたシャンデリアが展示されました。
作品を制作したのはキム・ソンへ様
VANSやDisney、木村カエラさんなど有名ブランドともコラボもされているシャンデリアアーティストです。
今回のイベントのテーマは「未来創造」
「自産自消」かできる社会を目指して事業を行う(株)マイファーム主催のイベントです。
持続可能な未来の実現に向けて「農業や自然の大切さを考えるきっかけ」を見つけることが目的です。
3日間イベントスペースに展示されたのがこちらのシャンデリア。
これは弊社鹿浜粗大中継所に持ち込まれた粗大ごみの一部から制作されています。
中継所の管轄である足立区様にご協力いただき、ご提供が実現しました。
通常であれば廃棄されてしまう物がこのように素敵なシャンデリアになり、価値が生み出される。アップサイクルの可能性と重要性を感じました。
また、27日にはキムソンへ様インストラクターのもと、ワークショップが開催されました。廃材でプランターを装飾するというワークショップです。
参加者は楽しそうに思うがまま装飾を行っていました。
どの作品にも「個性」が表れ、素晴らしかったです。
このワークショップで、「廃棄物」の概念が覆されたとともに、
自己を表現することの楽しさを学ぶことができました。
自社でもこのようなアップサイクルについて考えるイベントができたらよいなと感じました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆プロフィール
Kim Songhe / キム・ソンへ
シャンデリアアーティスト
キム・ソンヘは1982年に在日朝鮮人の三世として東京に生まれた。18歳まで朝鮮学校に通い、その後、織田ファッション専門学校に進学。卒業後作家活動を始め、2005年セレクトショップ「Loveless」にて展示したシャンデリア作品が注目を集めたのを契機にシャンデリア作家として独立。以降、国内外の企業やブランドへの作品提供、空間ディスプレイ、プロダクトデザインを手掛けてきた。
2009年には韓国・ソウルのハンガラム美術館で開かれた「U.S.B: Emerging Korean Artists in the World 2009」展や、アメリカ・サンフランシスコのSUPERFROG Galleryにて作品展示を行ったほか、2016年には初となる作品集『TROPHY』を刊行。それに合わせ、ラフォーレ原宿で大型展覧会「トロフィー」を開催し、好評を得た。