イージーリフト実験 ~全自動化、働き方改革へのあくなき追求~
2020.10.02
社員ブログ
白井グループでは、家庭ごみ回収・事業ごみ回収のほかにリサイクル家電の引き取りを行っており、都内では最大の受け入れ台数になります。
家電リサイクル法によって指定されている「エアコン」「テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の4品目を取り扱っています。
私たちの生活に欠かせないこの4品目ですが、その重さを知らない人も多いのではないでしょうか?
機種によっても差はありますが…
エアコン室内機の重さは約10㎏、室外機の重さは約40~60㎏になります。
また、冷蔵庫は4~5人用といわれている容量500L以上になると、100㎏~140㎏にもなります。
これだけの重さの家電をコンテナに運び込む作業を、人の手で行っているのが現状です。
そこで、白井グループは作業負担軽減・効率アップの研究の一環として様々な取り組みを行っています。
今年3月に紹介した「マッスルスーツ」に加え、今回は「イージーリフト」と呼ばれる機械を使って実験を行いました。
イージーリフトとは、1台のバキュームモーターだけで吸着と持上げの両方の作業を行える非常にユニークな真空方式バランサーです。
複雑な操作は一切無く、作業者はまるで自分の手で運んでいる様にスムーズな作業が行うことができ、無理な姿勢でも腰への負担を大幅に軽減できるものです。
実際にイージーリフトを使用してみると、写真のように洗濯機を軽々と持ち上げることができました。
今後も、従業員の負担軽減・効率アップを目指して、実験を行っていきたいと思います。