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モザンビーク国内旅行をしました!

2024.12.17
社員ブログ

私が滞在しているアフリカのモザンビークにて、休日を利用して国内旅行をしましたので、その様子を紹介させていただきます。

1つ目はマプト国立公園です。首都のマプトから車で1時間ほどの場所にあり、園内に宿泊施設があります。自家用車でも入園することはできますが、ほとんど砂道且つ高低差や穴もあるため、同じ四駆車でもプラドなどの車高がある程度高い車両でないと入園することはできません。

入園したときはお昼ごろでしたので、動物が木陰で休んでいる様子を見ることができました。

翌朝、まだ涼しい時間帯に早起きをして園内を散策してみたところ、トップ写真のゾウに加え、インパラやヌーなど、昼間とは違い多くの動物を観察することができました。また、ロッジからはビーチにアクセスすることができ、冬の時期でしたので、クジラの泳ぐ姿も観察することができました。


(ニアラという草食動物(雄))

 


(ダイカーという草食動物)

 


(ベルベットモンキーの子ども)

 

2つ目に、Tofo(トーフー)という、ビーチが有名な観光地に行きました。こちらは首都から飛行機で1時間半ほど移動した場所にあります。きれいな砂浜とマリンアクティビティ、宿泊施設、レストランが立ち並び、多くの人が休暇を過ごしていました。そしてここにはモザンビークで唯一の日本食レストランが存在し、寿司だけでなく、かき揚げ、焼きそば、とんかつなど、本格的な日本食を堪能することができ、味も絶品でした。Tofoはサーフィンスポットとしても有名ですが、浜辺で乗馬体験ができるサービスがあったので、そちらを利用しました。


(夕方のTofoビーチの様子)

 


(翌朝に浜辺で乗馬体験もしました)

 

Tofoにはきれいなビーチが広がっていますが、残念ながらそこに漂着する海洋ごみも発見することができました。首都のビーチに落ちているごみは、ビール瓶や原型が残っている食品の包装ごみなど、その場で投棄しているパターンのごみが多いですが、Tofoビーチでは写真の通り、硬質系プラスチックが砕けたようなごみを多く見つけることができました。おそらくその場で捨てているというよりかは、他の場所で捨てたごみが海に流され、波などで細かく砕かれたあとに漂着したものと考えられます。

微力ながら少量の海洋ごみを回収しましたが、中にはマイクロプラスチック(直径5mm以下のプラスチックごみ)と呼ばれるごみも多く発見しました。このサイズになってしまうと、とても回収が困難になってしまいます。美しいビーチ・生態系・私たちの健康を守るためにも、世界的な問題であるこの問題に対し、ごみの発生抑制や適切な処理、流出したごみの回収が急務であると感じました。

 


(Tofoビーチで回収した海洋プラスチックごみ)

 

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