アスクル様より100%再生プラスチックから生まれた商品が発売!開発秘話を取材しました。
アスクル様より、白井エコセンターが参画している「アスクル資源循環プラットフォーム」から生まれた新PBシリーズ「Matakul」が発売となりました。第一弾では、アスクル様が買い取り、白井エコセンターで分別したクリアホルダ―を再資源化・再製品化した4商品が販売されています。
白井エコセンターでは、2020年11月からの環境省「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」から共同で本事業に取り組んでおり、回収から再資源化までのスキーム構築や分別作業などのご協力をさせていただいております。
現在、アスクル様の本社で弊社での分別作業の様子を展示いただいているということで、コーポレート本部部長の東様にお話を伺いました。
アスクル様は全国のクリアホルダー市場のシェアの4割を占めており、販売総量はおよそ800tにもなるそうです。現在は680社に賛同いただき、80t程の荷物が集まったとのこと。「苦戦もしたが、白井エコセンターさんやリサイクル会社の亜星商事さんがやってみようと実証に取り組んでくれたことが全てのスタートになった。」と嬉しいお言葉をいただきました。メーカーとも試行錯誤を重ね、99.7%の再資源化に成功したというので驚きです。
製品には「Helllo,I am back!」の文字と共にデンマークのデザイナーさんが制作したロゴが刻印され使用済みクリアホルダーのリサイクル品の目印になっています。このロゴが入ったクリアホルダーも今後回収の対象とし、資源の循環を目指していくそうです。
今後の展望として、クリアホルダーの回収率をより高めていくことを検討しているそうです。「行動を変えるきっかけの提供をしていきたい」と東部長。今回の「Matakul」の発売は、持続可能な社会の実現へ向けて大きな一歩であると感じました。
私たち白井エコセンターも資源循環の一翼を担えることを大変嬉しく思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
■関連資料
<アスクル様 プレスリリース>
2022年12月14日 「アスクル資源循環プラットフォーム」発、アスクル新PBシリーズ「Matakul」(マタクル)誕生!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000333.000021550.html
<アスクル様 資源循環プラットフォーム特設サイト>
https://www.askul.co.jp/kaisya/shigen/